2014年7月5日土曜日

会いたいときはどうする?

春アニメも終わったので
久しぶりにアニメランキングベスト3でもつけようと思います


3位:ラブライブ!2nd Season

いろいろありましたが、やはり素晴らしいアニメだったと思います。
明確なテーマである「卒業」が節々に見え隠れし、感動的な作品になったのではないでしょうか。


外国のドラマやら映画やらを参考にしているシーンも有る、という話でしたが、
全体的にそれっぽい感じは節々に感じれましたし、特に13話ラストなどはそれっぽい終わり方が
出来たように感じ(個人的にはバックトゥザフューチャーPart1的な)、一貫性があったのではないかと思います。
でもやっぱ劇中劇って表現のほうがしっくりこなくもないかも?
2期1話があらすじ歌ではじまり、最後も歌でシメる、ミュージカルに近い何か。

話としてはギャグ回がずいぶんやってしまった感じはしたものの、
個人の掘り下げもですが、何より「μ's」というものに対する掘り下げがよく出来ていましたね。
アイドルとしての「μ's」、アイドル研究会としての「μ's」、高校生としての「μ's」が見れて
個人的には満足でした。
アイドルとして成功する、ラブライブ優勝という大きな目標を達成する(した)アイドルとしてのμ's、
3年生最後の大会という部活動的意味合いとしてのμ's、
そして、9人の居場所であり、1年間の活動の個人個人の想い、卒業式で見せてくれた歌、
メンバーそれぞれのアイドル、μ'sに対する姿勢を見せてくれたのは嬉しかった。

2期のテーマの一つである「叶え、みんなの夢」というものはμ'sの魅力をぎゅっと詰め込んだステキなものだったと思います。
それは10話「μ's」ではっきり出来たと思います。
某所でもあげられていましたが、
A-RISEの「隙のなさ」に対し「隙だらけ」のμ's、
その「隙」がある分「好き」になれるスクールアイドル、アニメのμ'sを的確に現せていたのではないでしょうか。
雪穂が言った「なんか応援しなきゃいけないって気持ちにはなるんだよね」っていう想い、それが
「隙」が「好き」につながった瞬間。
9話で学校のみんなが雪かきしてくれたのもそれが理由なのだと思います。
危なっかしいし頼りない、心配。だからみんなで応援してあげなきゃっていう気持ちになれる、
みんなで応援してμ'sに頑張ってもらいたい、
そんな「みんなの夢」を叶える話、それがラブライブだ、というものを10話では見せてくれました。
2期10話、本当に好きな話です。

13話のラストのラストで、なにか続きがあるような思わせぶりな終わり方をして、「劇場版!」の発表。
これはなんか「続きは劇場版で!」っていう感じがしてなんか微妙でしたね・・・
もちろんそうではなく、「ラブライブというコンテンツはまだ終わらないよ!」という意味合いで
花陽にメールを受け取らせ、3年生も校門をくぐらないまま学校に戻っていったはずなのですが
これだと結末が観たいなら劇場こいや!ってとられかねないですよね。もったいないぞ



2位 :ノーゲーム・ノーライフ

この作者はエンターテイメント性にかけては業界トップクラスだと思っているのですが、
アニメもその能力をふんだんに生かしたもの(脚本もやったりしてた!)になってましたね。
ほんと「魅せ方」がうまいんだこいつは
特に8話のED、ソラが消えたところからの画面が白黒になりそのままED,
EDからソラは消え白黒になり砂嵐が走る、ドキッとしました、
「くうはく」が崩壊していく様子が感じられるようで怖かったですね。

あとは主人公のカリスマ性でしょうか。
すごいネガティブな設定を持ちながらもその演説力、キャラの強さ、行動力には惹かれてしまいます。
こんな強さを持った人間になりたかった。

原作通りの終わり方をしたためまだまだ続きそうな感じで終わりましたが、
いい終わり方だったと思いますよ!

主人公以外、特にステフがすごくコミカルに描かれていたのも魅力の一つだったと思います。
原作のあたふたぶり、振り回されっぷりを日笠さんがすばらしい演技力で再現してくれたのが最高でした。
それでいて、「欠かせない仲間」であることを忘れさせない、大事なキャラで最後までいてくれました。

これ、ホント4巻以降もアニメで観たいなあ。



1位:シドニアの騎士


1位にはあえてコレを選びました。アニメは分割っぽいのでまだまだ途中なのですが
最初から最後までドキドキしながら見れました。こういうのは大事です。

星白がガウナに殺され、それが敵となり再び立ちふさがる、
通信で入ってくる「ホシジロ イッキ ゲキハ」の無機質な声、とても怖かったです。

何よりどんどこ人が死んでくシーンは悲しい物がありましたね・・・
未知のものと戦うバトルSFモノは大好きです。
宇宙空間という逃げ場のない場所で戦う、常に「背水の陣」というハラハラ感、
未知のものに対する恐怖、そして未来のテクノロジーを駆使して戦う、
ハラハラ・ドキドキ、そしてワクワクしっぱなしの作品だったと思います。

新たなる恐怖だけでなく、過去の「未知」にもスポットを当てていたのはステキでした。
シドニアとは何なのか、「落合」とは、そしてシドニア深部にいたガウナとは、とか
内部に対する謎も深まり惹きつけられます。

「未知」を知ることというのは人間誰もが持つ最高の娯楽であると思っているのですが、
SF作品というものは「未知」がたくさん飛び出てくるステキなジャンルです。
特にとんでもない未来の作品だとなおよし。

自分の好きな作品に「スタートレック」があるのですが、
(スターウォーズも好きだけどスタートレックのほうが好きなのでトレッキーなのだと思う)
その作品でも言っていた「宇宙は最後のフロンティア」という言葉がSFに対する魅力を表しています。
未知なる宇宙を開拓する、それがSFの楽しみ、ひいては人類の楽しみです。
シドニアの騎士という作品はそういう意味では未知を知る楽しみ方ができました。
ただ探索モノではないので主にガウナとの戦闘になりますが・・・

2期ではさらなる「未知」を見せてくれるものと信じています。

そうそう、宇宙服にろ過システムがあって水が飲める、というのも未知でしたね。





春アニメ、好きな作品多かったです。
Top3にはあげませんでしたが
・ごちうさ
・チャイカ
・ブラック・ブレット
・デートアライブ
・悪魔のリドル
・ウィクロス
などなど上げればきりがないのですが
魅力的な作品が多かったです。
特にブラック・ブレット、ウィクロス、リドルは予想以上に楽しめました。
ブラック・ブレットは電撃では少なくなった陰鬱とした作品でありますが、
その魅力をたっぷり表現してくれた辛い作品にしてくれましたし、
ウィクロスに関してはもうエグい、えぐすぎるよ・・・
リドルは後述します




好きなアニメってのは割といろいろあるのですが、
特に自分の好きなアニメってのを自分で選出してみて、
その中での共通点を炙りだした結果、
どうも

・主人公が女の子
・女の子がいっぱい出てくる(女の子の比率がゲロクソ高い)
・女の子同士がいちゃこらする
・どう考えても別の女の子に少なからず好意を抱いている奴がいる(恋愛感情的であったりもする)
・青春の1ページ的ストーリー
・なにか熱い想いが感じられる(どんなものでもいい 対象がどんなのであってもいい)

みたいなのが特に好きになる傾向があるようで。
男が出てくるのは別にいいんですし、男が嫌いなわけでもないし、もちろん男が出てくる作品で好きなのも多いです
男が主人公のアニメで好きな作品もいっぱいあります。
ただ、そういう作品は割と4番目の項目が「男女の」恋愛感情みたいな感じになるんですよ。
女の子が多くなるとハーレム的展開男の取り合いみたいな展開になりがちですね、
そういうの別に嫌いではないですし、そういう作品をよく見ます(そういう作品ばっか見てる気もする)けど、
そういう作品は少なからず男の欲望が見え隠れして、ちょっときたない(語弊)感じがするんです。
それはそれで嬉しいんですけど、おもしろいかと言われると微妙、心には来ない。

男の子の「好き」と女の子の「好き」は違うと自分は考えています。
男の子の「好き」はどうも性欲方向に向いている気がする。たぶん。おそらく。
女の子の「好き」は「一緒にいたい、相手と時間(とかいろいろ)を共有したい」的な意味があると思っています。
自分はどうも女の子の「好き」の方が観たいと思っているみたい。
自分は男が嫌いなのだろうか・・・いやいや
そもそもこの男女の「好き」の差が合ってるかどうかも分からないですが・・・
とにかく、自分が観たいのはこの2つならば「女の子の好き」が観たい。
男がメインで出てくると絶対「男の好き」が出てくるし、
よくある『なんでこの男は女の子にここまでされても襲わないんだ』的男主人公でも、
その『女の子がここまでする』のは男の「好き」に訴えかけようとしているからに他ならないわけで、
それはやっぱり男の「好き」が表現されているからイヤ。(観るけど)
そう考えていくと必然的に男がいない作品のほうが好きになりますね・・・

咲とかストライクウィッチーズとかやったら好きなんですけど割と上記に当てはまるのではないでしょうか
ストライクウィッチーズが青春の1ページであるかは置いといて。
(でも、世界を守る的青春もいいよね)
僕の知らなそうな上記っぽいアニメ教えてくれてもいいですよ。
たぶん好きです。

アニメに男が出ない理由は他に「特定のエンディング」をつくらないってのももしかしたらあるのかも。
誰かルートに入っちゃえば他の子のファンが阿鼻叫喚に・・・ってのを避けたいため、かもしれない
知らんけど!!!








ただ一番重要なのは最後の項目「なにか熱い思いがある」というもの。
これはどんなものでもいいんですが、「友情」とか「絆」とか「仲間」とか
それらに対する想いだとステキですね。
咲とかストライクウィッチーズを先ほどあげましたが、この2つもこの項目に当てはまってると個人的には思います。
咲ならばまあインターハイ優勝という明確なものもありますが、個人的にはインターハイで勝ちたいというより
彼女たちの(男もいるけど)「負けたくない」という感情の方に魅力を感じています。
清澄メンバーを例に取ると、咲さんは「お姉ちゃんに会いたい、お姉ちゃんと麻雀で話したい」という理由のために
負けられない、というものがあると思います。
原村さんなら「負けたら転校させられてしまう、大切な仲間(部員)と離れてしまう」、というものがみえてきます。
もちろん咲さんに対する思いと言うのものもありますね。
長くなるので省略しますが部長にもまこにも優希にもいろんな思いがありますし、
他の学校のメンバーの「負けられない理由」もしっかり描かれています。
清澄や阿知賀が勝ち上がっていくための「踏み台」になっている学校それぞれの負けられない理由、
を適当に流さずにちゃんと描写してくれる、そこがこの作品の魅力の一つですね。
ストライクウィッチーズは宮藤さんや坂本さんがよく言っている「守りたい」これにつきます。
守りたいものは国のみんな、地球のみんな、501のみんな、いろいろありますが
その話その話その人それぞれの「守りたい想い」がとてもステキです。
どんなものであれ、「強い想い」というものは作品をより魅力的に仕上げてくれます。


とにかく、最初にあげた6項目を満たすようなアニメが好きなんです。
それにいろんな要素を加味した結果、春アニメは悪魔のリドルとラブライブが好きでしたね・・・

 ラブライブは何回も言ってるからいいとして悪魔のリドルは予想外に好きだった。
 上記の条件だいたい当てはまってるのがつよい。
凄腕の暗殺者っぽく見えるのにどこかぽんこつ
同室の子は絶対お互い好きだろっていう感じもそうです。

この作品、マンガのほうはもう各キャラめっっちゃかわいいので
ぜひ読んだほうがいい。
ほんとうに可愛いです。

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